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特定技能支援における生活オリエンテーションの具体的な内容について

特定技能外国人の受け入れをする企業は、日本の法律によって定められている支援を行う必要があります。
支援項目はいろいろありますが、その中でも「いまいち何をすればいいか分からない」と言われることが多いのが「生活オリエンテーション」という項目です。

ここでは、慣れない日本で働きながら生活を送らなければならない特定技能外国人のために実施する「生活オリエンテーション」について詳しく解説していきます。

特定技能支援における生活オリエンテーションの具体的な内容について

特定技能支援における生活オリエンテーションとは

特定技能支援における生活オリエンテーションとは、特定技能外国人が円滑に働きながら社会生活が送れるようにするための情報を提供する支援です。

日本と外国では文化や風習・法律などが異なるため、初めて来日する外国人は「普通に生活をする」というだけでも大変です。
自国と同じ感覚で生活をしてしまうと、仕事や日常生活でトラブルが起こるリスクがあるので、特定技能外国人を雇入れる企業は、仕事や生活をするうえでのルールを説明しなければなりません。

生活オリエンテーションには「外国人が分かりやすい言葉で8時間以上行わなければならない」という決まりがあるため、これに則り実施する必要があります。
ただし、8時間のオリエンテーションを行っても、異文化の国のルールや法律をすべて理解できるわけではありません。
そのため、定期的にオリエンテーションを実施して、特定技能外国人が不自由なく日本で働ける環境を整えることも企業の重要な役割になります、

生活オリエンテーションの内容

特定技能支援における生活オリエンテーションの内容は、以下の6項目があります。
ここでは、各項目の内容を紹介するので確認をしておきましょう。

日常生活で必要となる一般知識

もっとも重要なのが、日常生活を送るうえで必要となる一般知識です。

・ATMの使い方や銀行の入出金、振込など金融機関の利用方法
・病気や怪我の時に医療機関を受診する方法
・自動車やバイク、自転車、歩行の交通ルール
・通勤や生活のための交通機関の利用方法
・ゴミの廃棄方法や、騒音トラブル、喫煙に関する制限などの生活ルール
・日用品や食べ物、衣類、家電など生活必需品の購入方法
・地震や台風など気象情報や災害情報の入手法法
・日本で犯罪とされる違法行為の例

これらの内容が理解できていないと、生活に支障が出たり交通トラブルに巻き込まれたりするリスクが高くなるので、しっかり説明をしましょう。

行政手続きについて

特定技能外国人は、自分で行政手続きが必要になることもあるので、以下の項目を知ってもらう必要があります。

・国民健康保険や国民年金など社会保障に関する手続き
・住民税や源泉徴収など税金に関する手続き
・自転車防犯登録やマイナンバー登録の手続き
・特定技能所属機関の変更もしくは契約終了の場合は届けを出すこと
・新規入国時の住居地届け出や、在留資格変更の場合、住居地の変更届けを出すこと

相談や苦情を陳情する窓口の連絡先

仕事や生活をする中で「誰かに相談したい」「苦情を言いたい」ということがあるかもしれません。
その時に備えて、警察署や大使館、ハローワークなど窓口となる行政機関の連絡先を伝えます。

特定技能外国人が受診できる医療機関の情報

日本で働こうとする外国人の中には英語が話せない人もいます。
また、医療機関も外国語を理解できるスタッフがいない場合があります。
外国人患者を受け入れている医療機関の名称や連絡先、医療機関検索サイトの情報を伝えておく必要があります。。

緊急時の対応方法について

災害や犯罪、トラブルから身を守るための情報の把握方法や、避難場所、緊急時の連絡先や連絡方法を説明します。

特定技能外国人を法的に保護できる情報

入管法令や労働関係法令、労働安全衛生など、特定技能外国人を法的に保護してくれる制度や法令違反にあたる行為の説明、相談先や連絡方法などを説明します。

生活オリエンテーションの実施方法

生活オリエンテーションは、「対面式」「オンライン式」「動画視聴式」のいずれかの方法で実施します。
実施方法に決まりはありませんが、外国人の方に確実に理解してもらうためには、質問も受付けられる「対面式」か「オンライン式」が望ましいでしょう。

特定技能支援における生活オリエンテーションの注意点

生活オリエンテーションの注意点は、以下の3つになります。

・特定技能外国人が理解できるように説明すること
・オリエンテーション内容は法律を遵守すること
・生活オリエンテーションは8時間以上行うこと

この中でも、特に注意したいのは「外国人が理解できるように説明する」ことです。
いくら規定通りにオリエンテーションをしても、内容が理解できていなければトラブルに巻き込まれてしまったり、日常生活や就労に支障が出たりするかもしれません。
しっかり理解できるまで説明しましょう。

参考資料:1号特定技能外国人支援に関する運用要領 法務省編

まとめ

生活オリエンテーションの内容は、法律に準じて行わなければなりません。
それだけでも大変ですが、さらに難しいと感じたのは外国人に分かるように説明しなければならないということです。

いくら日本語を勉強していると言っても、法律など専門的な用語は理解できないかもしれないので、生活オリエンテーションでお悩みの場合は専門家に相談することをおすすめします。

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特定技能登録支援機関ジーオ【登録支援機関番号 20登-005269】

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