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ベトナム人の平均年収はどのくらい?日本で働くために必要なこと

日本で働く外国人労働者のうち、ベトナム国籍を持つ人は21.7%ほどで、中国籍の方に次いで多くなっています。
どうしてこのように、多くのベトナム人が日本で働いているのでしょうか。
この記事ではベトナム人の平均年収をはじめ、日本で働く理由や日本で働くために必要なことをまとめました。

ベトナム人の平均年収はどのくらい?日本で働くために必要なこと

ベトナム人の平均年収

ベトナムで働くベトナム人の2020年の月間平均所得は、首都のハノイの場合でも日本円で約28,300円(※)です。
ベトナム全土で最も高い月間平均所得となったビンズホン省の場合でも、約33,000円といいます。
年収に換算しても約396,000円となります。

ですが、これはあくまでも全所得階層で見た場合です。
ベトナムでは所得階層上位20%にあたる高所得層グループと、所得階層下位20%にあたる低所得層グループとでは8倍の格差があります。
高所得層グループの月間平均所得が約43,000円だったのに対し、低所得層グループは約5,400円となります。
年収ベースだと約64,800円になりますね。

(※)参照:ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO

日本で働くベトナム人の年収

日本では、地域別に最低賃金が決まっています。
この最低賃金は日本人だけではなく、すべての労働者に適用されます。
もちろんベトナム人が日本で働く場合にも、最低賃金以上で働くことになります。

都道府県別の最低賃金は、2021年10月1日時点で高知県と沖縄県が830円と最も低く、東京都が1,041円と最も高くなります。
全国の平均値は930円です。

ベトナムの低所得層グループとなる64,800円の年収を稼ぐと仮定した場合、日本では約70時間働けばよいことになります。
例えばベトナム人留学生が留学生の在留資格(資格外活動許可)でアルバイトする場合、週28時間以内なら働けます。
28時間で4週間働いた場合でも112時間就労可能なので、時給930円で働いた場合なら、104,160円が月収です。
もし東京都で112時間就労すれば、116,592円が月収となります。

これを年収に換算すれば時給930円で1,249,920円、時給1,041円なら1,399,104円となります。
ベトナム国内で低所得層グループに属する人の約19~21年分の収入を、1年間で得られるのです。

ベトナム人が日本で就労するには

ベトナムよりも日本で働いた方が稼げるために、ベトナムから職を求めて来日するベトナム国籍の方は多くいます。
家族を大切にするベトナム人が家族と離れてまで日本で働きたい理由は、この賃金格差が大きな理由でしょう。
ですが、日本で就労するためにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。

就労ビザを取得する

外国人が来日する場合には、どのような目的で来日するのかを明らかにする必要があります。
その目的を事前に申請し、許可されて初めて入国できるのです。

ビザはその入国できることを証明するもので「入国許可証」としての役割を持つものです。
ベトナム人が来日する場合にはビザを取得する必要があります。
90日以上の滞在が見込まれる場合には「長期・就労ビザ」を取得します。

就労可能な在留資格を取得すること

外国籍の人が日本で働くためには、29種類ある在留資格の中から、就労可能な在留資格を取得しなければなりません。
29種類の在留資格のうち、就労が可能となるのは24種類です。
このうち20種類は働ける職種に制限があります。

もし制限なく働きたいなら、
・永住者
・日本人の配偶者等
・永住者の配偶者
・定住者
これら4種類のいずれかの在留資格を得る必要があります。

在留資格の中でも、次の5つに該当する場合は原則として就労できません。
・留学
・研修
・家族滞在
・文化活動
・短期滞在

例えばベトナム人が留学生として来日した場合は、原則としてアルバイトはできません。
ですが、例外として資格外活動許可を申請し許可が下りれば、制限が付きますが就労できます。

平均年収の話をしたとき、留学生が週28時間以内であればアルバイトが可能と紹介しましたが、その際「留学生の在留資格(資格外活動許可)」です。
もし留学生がアルバイトを希望するときには、「資格外活動許可」を得ることが大切です。

言葉の壁をどう乗り越えるか

ベトナム人が日本で就労する際に感じる壁として最も大きいものは、言葉の壁です。
真面目で人懐っこく、親日家も多いベトナム人ですが、ベトナム語を母語とするため日本語を問題なく話せる人は少ないでしょう。
ベトナムで日本語を学んだ人でも、日常のコミュニケーションを日本語でスムーズにできる人は少なくなります。
日本語での会話が学べる環境がある職場を選ぶことが大切になってきます。

外国人労働者に理解がある職場を選ぶ

高い知識や技術力を持つ人でも、言葉の壁によりなかなか意思疎通ができないことが続くと、指示がうまく伝わらなかったり、教えても覚えてもらえないと感じたりします。
結果として「外国人労働者は使えない」というイメージを抱いている職場があるのも事実です。
外国人労働者に対して理解力がある職場なら、どうすればうまく伝えられるかを考えることもできるでしょう。
日本語能力だけではなく、知識や技術力をしっかりと見定めてくれる職場選びが大切です。

まとめ

ベトナム人が日本で働く大きな理由は、母国で働くよりも多額の収入を得られるためでしょう。
日本で就労すれば、ベトナムで働くよりも短期間で高い収入が得られます。
ただし、働くためにはビザを申請する際に「長期・就労ビザ」を取得することや、在留資格の申請時に就労できる資格を申請することが必要です。
日本で安心して働くためには、ベトナム人労働者に理解がある職場環境も大切です。

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